2009年7月9日木曜日

corega CG-NSC2100GT



先日のサーバークラッシュを経験し、改めて自宅ネットワーク内のデータでなくなって困るものを考えてみました。まず、なくなって一番困るのは、デジカメデータやビデオデータですが、これらはRAID5のNASに保存しているので多分大丈夫でしょう。次になくなって困るのは、やはりメールでしょうか。自宅ネットワークでは家人全員のメールがIMAPサーバーに保管されているので、IMAPサーバーのディスクが壊れると被害甚大と言えるでしょう。ということで、考えたのがメールサーバーのスプールをRAIDのNASに持つようにすることです。
最近は、家庭用のRAIDも随分安くなりましたが、それらのほとんどはWindowsおよびMacとファイルシステムを共有するプロトコルしかサポートしていません。最近のFreeBSDなどはWindowsのファイルシステム共有プロトコルを喋りますが、メールのスプールを共有するとなると一抹の不安があります。できるならば、昔ながらのNFSでマウントしたいと思って調べてみたら、corega CG-NSC2100GTというNASのケースがNFSにも対応していることがわかりました。CG-NSC2100GTはRAID1対応なので、Western DigitalのWD10EADSも2本併せて購入しRAID1のNASとし、無事メールスプールとして動かすことができました。